エスペランサ通信 2019年4月1日号 鈴木信宏

【今週の見出し】
新元号決定「令和」 
新たな高値に挑戦するのか?それとも反落か?

 今週は仮想通貨の値動きが気になるところだ。
 新元号の影響は仮想通貨はまったく関係ないと思われる。
しかし、BTCが再度上値に挑戦する可能性が出てきた。時間をかけて暴落から底値をじわじわと上げてきているが、4070ドルを超えることで「次のステージ」を目指すと弊社では予想している。過去の最高値を狙うほどの局面ではないが、年末までの値動きを予測する転換点が来ていると言ってよいだろう。

■フィリピンの面白い投資

先週もフィリピンに出張にいってました。
徐々にわかってきましたが、多くのフィリピン人は浪費家でありつつ投資家でもあります。そのなかでも好奇心から個人的に面白いと思ったものをご紹介したいとおもいます。

豚投資・・・和牛商法ではありませんが、イメージは同じです。ですがファンド的な組成はできてません。より直接的な管理が必要らしいですがかなり高いリターンを得られるようです。
畜産では豚の需要が最も安定!
フィリピンにおける食品の販売価格による消費割合は、米、豚肉、鶏肉で40%を超え、畜産においては断トツで豚肉の消費量が多くなっています。
年間消費量は国民一人当たり15キロを超えており、これは約1500万頭の豚が毎年国内消費されている状況です。

豚を一頭仕入れて、子供たちを生ませて、それを転売するのです。こどものまま転売するときと育てるときがあるらしいです。1年半で成長するらしく、仕入れ価格にお3倍前後で売れるそうです。価格は比較的安定しておりポピュラーだということ。実際には餌代やワクチンの費用や人件費もかかるらしいですが、すべて委託して行えるので楽なんだそうです。鼠算式とは言わないのですが1回の出産で3から4頭生まれるので、売上としてはすぐにもとをとれるとのこと。しかし、たまにウイルス感染によって大きな被害も発生するらしく、リターンも大きいがリスクもあるようです。一度チャレンジしてみるつもりです。
 
サイドカー投資・・・これはバイク版のタクシーのオーナーになって、貸し出すようです。売り上げを折半する場合と、レンタル費用を月額固定でとる方法とがあるようですが、できるドライバーにあたれば2か月くらいで回収できることも。ただ、盗難や事故などもリスクがあるのでメンテナンスは必ずかかります。