エスペランサ通信 2019年5月15日号 鈴木信宏 緊急レポート

【緊急レポート】

泥沼の米中貿易戦争 勃発‼

S&PがフィリピンをBBB+へ格付けアップ! 有事のフィリピンペソ買いが流行!? 

 きな臭かった米中関係の悪化が顕著になってきた。

といより血で血を洗う、意地と意地のぶつかり合い。我慢比べに日本をはじめ世界中の国が巻き込まれそうなにおいがプンプンだ。

20世紀は、危機があると「有事のドル買い」という現象が起こっていた。近年ではなぜか有事の円買い(消去法)となっていた。が令和時代は「有事のASEAN通貨買い」が主流になるかもしれない。

 

理由はASEAN諸国の信用リスクの低下である。

わかりやすい例で数点・・・

1)格付け(AAA)が上がっている。フィリピンを筆頭に信用力がアップ!

2)経済成長が続いている。ASEANのGDP成長率5~7%。対して先進国平均は2%。

3)金融市場の整備。ASEAN市場でもデリバティブをはじめ最新の金融工学が普及

4)世界グローバル分散が進んでいる

5)機関投資家が複数のアセットクラスに投資を分散している。なかでもASEANの国債の比率が増えている。

などなど。

 

貿易戦争で米中の大企業の業績が悪化!金融危機が起きても、先進国よりASEAN諸国な被害が低いことが予想される。そこで、機関投資家は安全なエリアへお金を逃がすのだが、どこか安全で復活が早いのかと探すわけだ。

至極簡単明瞭。そうフィリピンを筆頭にASEANが安全で復活が早いのだ。事実・・例があるのだがながくなるので、またの機会で述べることとする。

さて、会員の皆様には今後の世界経済と日本の金融クライシスを乗り切るヒントとして弊社アナリストが緊急で作成したレポートを配布します。ご参考にしてください。! 鈴木信宏

★★★緊急スペシャルレポート★★★

special report051419