セブンシーズ通信 2019年8月5日号 鈴木信宏

【今週の見出し】
1-祝!フィリピンで初めて4GoodにSMインベストが初採用!
2-テクニカル分析
3-フィリピン株.com セミナー案内



1-朝6時半から西城秀樹さんのYMCAで目を覚ます
祝!フィリピンで初めて4GoodにSMインベストが初採用!




 今日はこの原稿をフィリピンのMAKATIを書いている。
雨季のようで毎日のように激しいスコールだ。
 そんな不安定な天気にも関わらず早朝からYMCAで目覚めることになった。なぜかこの歌を聞くと元気になるのは日本人だけではないのですね。
フィリピン人はどんだけ元気なんだろう。
朝からラジオ体操どころかブラスバンドの演奏をMAKATI市役所の目の前で始めてる。しかも6時半!
 おそらく、なにかしらの式典をやっているのだと思いますが市役所前にたくさんの人が集まっているではないですか。
 しかし西城秀樹さんは偉大だ。死後もなお活躍している。朝からちょっと感動したのでした。

さて、最近気になるのは米中、日韓ではないでしょうか?
お互いに脚を引っ張りあう状況が顕著になっている。
トランプは票取り対策であることは明々白々ですが、日韓についてはちょっと心配である。先月のアメリカ市場の株高から、今後は景気減速するというニュースが頻繁に出るようになった。
そのうえ、中国と韓国と日本を舞台にして貿易戦争が勃発!「アジア通貨危機」が再現されるのでは?と金融機関は戦々恐々としているところだろう。
 また、ASEANでもタイを筆頭に消費者の対GDP比債務額が膨張しておりASEAN版のサブプライムローン問題がつぶやかれはじめている。
 これまでの金融危機は、先進国が中心で大きな損害がでていたが、ここ5年程はASEAN全体でも順調に成長していたため、個人消費も順調に進んでいたと思われる。とくに住宅購入を促進しているASEAN諸国は多く様々な補助金も用意している関係で消費と同時に個人債務残高も急激に右肩上がりになっていったのだ。また、楽天的なASEAN人が多く借りれるなら買ってしまう!という性向が強いことも債権残高の急激な増加を助長していると思われます。
 
 おそらく年内は貿易問題と債務残高問題は未解決で進む可能性があって、今年の後半は大きなクラッシュが起きる理由が具体的に顕在化してきたと考えている。

 会員の皆さんはキャッシュポジションを多めに持つか、代替投資として有事の金買いのような動きを考えてもよいだろう。実際に金市場は堅調だ。

■フィリピン株式市場
SM Investments Corporation(SM)

フィリピンの財閥への活躍が顕著になってきた。

先日SMインベストがフィリピン企業で4Goodに採用されたのです。
ASEAN5では後れを取ってましたが今後は続々とフィリピン企業が採用されるでしょう。
4Goodとはある種の投資格付けです。英ロンドン証券取引所(LSE)グループの子会社であるFTSE Internationalがフィナンシャルタイムと共同出資で2001年から発表している世界的に有名なESG投資インデックスがありますが原則として4Googに選ばれた企業から構成されます。先進国や産業別、ASEA5だけの4Good構成インデックスもあります。これをベンチマークとして投資したりするのです。
ちなみに現在はFTSE Internationalは、「FTSEグループ」「FTSE Russell」の商標ブランドで事業展開をしています。

 FTSE4Good は独自のEAG評価によって選定しますが、そのESGレーティングの基準はには、ESG(環境・社会・ガバナンス)の三つの柱で14のテーマについて300以上の項目があります。14テーマは「気候変動」「水」「生物多様性」「汚染・資源」「健康・安全性」「労働基準」「人権・コミュニティ」「消費者責任」「腐敗防止」「納税透明性」「リスクマネジメント」「コーポレートガバナンス」です。
各項目評価は、一般に公表されている情報のみを用いて実施し、企業からの情報提供は受けません。これにより、情報の信頼性や市場の透明性を担保しています。(FT社より引用)ということであまりなじみがないでしょうがヨーロッパではおなじみなのです。
すでにフィリピンはオランダ人を筆頭にイギリス人やドイツ フランスまで投資家が増えてますが、SMの4Good採用をきっかけに欧州の投資が活性化するかもしれませんね。

 

 


2-テクニカル分析

2019/8/5
BTCUSDは前号で指摘した通り6月下旬高値と同月上旬安値を基準とする三角保ち合い相場の中での動きとなっている。トレンドラインを抜くまでは、基本逆張りでの投資となる。案各保ち合いのため、時間の経過とともに値幅妙味は減衰するパターンだ。
USDJPYはトランプ相場。トランプ大統領の方向はドル安誘導で、米国企業に国際競争力を取り戻したいようだ。その結果、継続していっているようにUSDJPYは昨年12月の1ドル=104円中ごろを試行している。この動きはUSDが国際機軸通貨の役割を放棄することにつながりかねず、きわめて危険な状況に入ることを意味している。金、仮想通貨に資金が流れていることには気を付けるべきだろう。

最新のシステムトレードプラットフォームMt5!で使えるEAを会員限定で配布準備中
8月中に仮想通貨FXで使えるMT5用のEAを配布します。期待ください。
これまで、SSPのセミナーに数回参加していただいている先生方と近々、新企画をリリースする予定です。お楽しみに!

 

 


4-フィリピン株.comセミナーご案内
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磯貝さんや丹羽さんとの新企画を準備中
これまで、SSPのセミナーに数回参加していただいているお二人と近々、新企画をリリースする予定です。お楽しみに!

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以上

鈴木
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