セブンシーズ通信 2019年11月5日号 鈴木信宏

【今週の見出し】
1-ユニクロの柳井さんが
「このままでは日本が滅びる」とつぶやいた・・・。
この意図は!?

2-追加特典
3-お知らせ&フォローアップセミナー案内


ユニクロの柳井さんが
「このままでは日本が滅びる」とつぶやいた・・・。
この意図は!?


会員の皆様ごぶさたしてしまいました。テンパっておりましてレポートを2週つづけてかけなかったのです。すみません。ですが、いまも現在進行形で年末に向けて、着々と会員向けのプロジェクトを準備中です。
乞うご期待ください。

さて、私の愛読している日経ビジネスの10・14号で気になる記事が二つでてました。

ひとつはトヨタが終身雇用をついに、否定する記事。
あらら・・・ですね。

しかも従業員の50代が重荷になっているというお話。これまで日本の伝統的な雇用形態を守り続けることを主張してきた巨人もギブアップということです。
最大手企業が終身雇用を明確にやめる準備段階を取った理由は「成長」が難しいからですね。トヨタが悪いわけではないのです。栄枯盛衰ですよ。日本をけん引してきたモノづくりNo1は完全に崩壊へ進んでます。あくまでも永久に「No1でありつづけることが無理」という意味です。とはいえ日本を代表する企業。トヨタは素晴らしい技術力をもっています。No1でなくても日本の誇りです。

しかし従業員数が連結で37万人。単体でも7万人以上いますからね。他人事ではないですね団塊の世代Jrの私としても。

もうひとつ気になる記事はユニクロの柳井さん。

日本を代表するビジネス誌で柳井氏は「日本が滅びる」と見出しでいってます。
刺激的な発言です。
彼は過激な発言をしなくてはいけないくらいに深刻な経済成長停滞を懸念しているということです。

いつからか日本人はおごり高ぶり先人の成功に甘んじてきて、挑戦しなくなってきました。これは海外で大手メーカーが競争に負けている事実を見れば明白です。
日本人の技術はNo1だ!日本人は信頼されている! これはすべて過去のものです。20年前に崩壊してます。
この事実は日本でしか働いていない人間には理解しがたいかもしれません。日本人同士では体感できないからです。

柳井さんは追い打ちをかけるように
「本当のグローバル化は外国人と仕事する事」
 観光客を増やすことがグローバル化と勘違いしてるお役所に警鐘してます。

同感ですね。

彼は有言実行。御年70歳を迎え経営者として円熟しており、次世代の後継者を育てている途中だと思います。実際にユニクロは国内の売上より「海外売上」が多くなっており真のグローバル企業と変化しました。
とくにASEANには注力しておりフィリピンでは最大級の成功をおさめ始めてます。

「年功序列、終身雇用が企業をダメにする。」
経済合理性がない仕組みなことは国際競争に負けた日本メーカーを見ても明白です。

年功序列では優秀な人材は採用できません。
人事採用がぼやきます。優秀な人材を採用したいですが、給料テーブルを守ると外資系に条件が勝てない。結果 出涸らし人材しか採用できなくなる。

優秀な人材が新しい事業、サービス、商品を創造します。年功序列では人材は得難いのです。

人材不足の日本では海外の人間と積極的に仕事を進めて優秀な人材を在野から求めること。これが成長へのキーワードになりつつあります。

最後は・・
ゴールドマンサックスで日本担当アナリストとしての経験をもつデービット・アトキンソンさん。

東洋経済に気になる記事が出てました、
「中小企業の改革を進めないと国が亡びるワケ」

外国人も日本が滅亡することを懸念してます。

彼の主張は至極 シンプル。

コンセプトは・・・
「今の日本は10軒のラーメン店の裏に10社の企業があるので、10軒のラーメン店をそのままにして、それを所有している企業を2、3社にまとめようということです。」

金融経験者らしい発想ですね。私はこの発想が好きではありません。前職のSBIチックですからね。通常であれば。半分しか賛成できません。

しかし、彼の洞察は深淵です。
「日本にかけているのは徹底した要因分析だ」
と結論付けてます。
私も賛成です。

とくに政治家主導の経済対策では短絡的で情緒的なプロバガンダを創造される無益な施策が多数あります。デービッドさんは鋭く射抜いてます。

キーワードとして「産業構造をかえること」
この意図は中小企業を優遇しすぎるな。
ということです。
10店のラーメン屋の話に戻ると・・・

ケース1 ハゲタカファンド的なVCの場合は10店のラーメン屋を1つの会社に合併させて合理化させてとにかく売り上げを派手に大きくして上場させて中身を滅茶苦茶にしてバイバイする。

ケース2 デービッドさん的な発想では 10店舗のラーメン屋の適正を分析して相性がよく成長性が期待できる3社程度を合併させる。そして強く魅力的なサービスを新たに想像する。

というようなイメージでしょうかね。だいぶ違うのがわかりますか?

「1964年体制」がつくった産業構造を元に戻すことは容易なことではありません。
と彼は結んでます。

ようは日本人がこれから、人材問題、真のグローバル化を経てどのように行動するのか? 真剣に今考えないと日本経済は 滅びるということです。

2019年ももう終わります。
会員の皆さんも行動しましょう!



2-追加特典
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※ダウンロードしたファイルを右クリックー「すべて展開」してください。その後の手順は、ファイル内のマニュアルをご覧ください。
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3-お知らせ&セミナーご案内
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以上

鈴木