セブンシーズ通信 2019年7月17日号 鈴木信宏

【今週の見出し】
1-米国株最高値更新!一点奈落の底へ!?
フィリピン株式市場は過去最高値へ挑戦!?

2-テクニカル分析
3-フィリピン株.com セミナー案内



1-米国株最高値更新!一点奈落の底へ!?
フィリピン株式市場は過去最高値へ挑戦!?

 YahooがPLUSとで共同でアスクルの岩田社長の取締役再任に反対することを表明した。業績低迷の中で長期的な企業価値の向上を実施するために経営陣の若返りが必要と判断したようだ。
 事務用品大手のアスクルは最短当日配達!しかも安い!CRMを初期に導入して業界をけん引してきた。その結果、Yahooは資本提携して「LOHACO」という中途半端な事業連携を開始したのだが、今回の人事にははなはだ疑問が残る。

岩田社長は業界トップにアスクルを押し上げた功労者でもあるが、齢68歳を迎えた。そういった意味では功労者でも代替わりすべき時は来ていると思われる。
ただし、ヤフーの中でLOHACOは決して成功した事業ではない。個人的には役員を入れ替えるべきはYahoo自体だと思っている。
むしろ、ここでヤフーはアスクルの経営に口を出すことで今後、自ら意のまま操れる天下り企業を増やしたいだけではないかと考えている。正直いってヤフーは20世紀では王様だったが21世紀は負け組確定の企業だと思っている。20代と10代の若い世代のユーザーがほとんどいないことを皆さんは知っているだろうか?栄枯盛衰とはこのことで、皆さんが優良だと思っている企業はすでに劣等生に代わっていることもあり得る時代なのです。
 ヤフーの経営者は自らの成長に疑心暗鬼になっている状態でIT会社から投資会社に実態を変貌しつつある。
ヤフー単体で考えるのであれば、むしろ役員体制を変更すべきはヤフーの経営陣だろう。刷新しなければ、あと10年も存続する問いも得ない事業となってしまっている。私の勝手な予想ですが、孫さんはヤフーというポータルサイト事業を5年以内に譲渡するのでは?と思っています。
ようはそのくらいに今どきの事業は短命で時代の変化に対応が困難だと言いたいのです。

翻ってみて、BTCが久ぶりに高騰していましたが、一気に30%も暴落して、このままでは、いってこい?と不安になる状況です。
暗号資産では王様のBTCも栄光盛衰が当てはまると思いますよ。
冷静に皆さん考えましょう。
ヤフーよりBTCは早く価値が下がる可能性が高いと思われます。

暗号資産やお金に限らず、すべての事業は需要が大きく、たくさんの人に利用されるから、発展して生き残りますよね。
BTCは投機性を重んじて「発行額」の上限2100万枚とみずから設計に組み込んだ。このコンセプトは一時的に狂乱的な価格上昇をもたらしたが、根本的なミスだと私は思ってます。開発者の多くは金や石油のように埋蔵量を制限すれば希少性を理由に任期で高騰する。と期待していたはずです。無限で永遠の普及ということは前提にない開発コンセプトなのです。これが実態だと思いますよ。
発行額の制限は広く普及する事に反してます。BTCでは利用者が永遠・無限に広がることは物理的に無理です。とくに貧乏人に行き渡ることはなく、利用者すべてに公平な幸せをもたらすことなく終焉を迎えるのは本当に残念です。いまのBTCは金持ちの投機手段と脱税対策でしか役立ってないと思います。
これから出てくる新たな暗号資産は無数の人に利用される。本当に、多くの人にローコスト・スピーディ・便利に普及される素地をもっているものが出てきてます。
新たな暗号資産は、価格は高騰するコンセプトは是正されているでしょう。
BTCのように、これまでのクラシック(あえて古いといいます)な投機的なコンセプトの暗号資産は生き残らないと考えてます。これは、私個人的な考えで正しくないかもしれません。

なんだかな~もう

このBTCが再度高騰!という最中にビットポイントで多額の暗号資産が不正流出!!!!
またか?レバレッジが低いうえにセキュリティも脆弱な日本の取引所は世界から見放されます。このままだと。
小田さんは何度も会ったことがあるので同情しますが、今回のミスは彼の立場を危うくするほど。致命的な失態です。

金融庁の審査や監査がいかに無駄で杜撰なのか。これを証明した証左となりますね。これだけ頻繁に不祥事を起こすようでは、取引所のライセンスをもっているから「安心・安全」とは言えなくなります。
国内の取引所は、金融庁に登録するために、余分な人材や設備投資を多額に抱えさせられているのです。当局の適切なご指導によって。
これによって、販売管理費用が膨大になってビットポイントも収益が圧迫、積極的な営業展開もやりずらい状況でした。本田選手もいつのまにかいなくなってましたよね。
この無能な当局の指導で致命的なのは4倍のレバレッジ規制です。これによって効率的に売買高を大きくできなくなっていくので、国内取引所は国際競争力が劣るようになります。売買高が大きいことは、コストメリットが大きく経営を効率化できますので、結果として投資家にもリターンがでてくるのです。

海外ブローカーのほうが安全でレバレッジが高いから消費者にとっては、むしろ利点が大きいのでは?となりますよね。

もうこうなると悪循環。日本は確実に暗号資産で後進国になることが決定していく気がします。
私は現在の金融庁さんの指針は修正すべきだと思います。ですがお役人が保守的になる理由も多々あります。個人投資家が、自己責任を解せず、損するとすぐに当局に文句をいうから、当局は面倒がふえることをやりたくないのですよ。こうなると個人投資家、金融庁、取引所、暗号資産の開発者が泥試合です。みんなで足の引っ張り合い(笑) これが現状の日本の暗号資産業界ではないでしょうか。

選挙対策のトランプさんのリップサービスもここまでか?
米国景気も最後の一しぼりが終結か

過去最高値を記録した米株式市場が一転 奈落の底へ????
あり得るんですよ。奈落の底が・・・。
エコノミストの中ではだれもが先日までの株式市場の高騰はトランプがFRBを巻き込んでの事実上の価格操作。と信じてます。
私の知人の外資系の証券会社の役員たちは誰もがやばいと思ってます。
その中で、Bloombergさんで面白い動画を見ました。
ルービニさんとう超後ろ向きな人のコメント動画。よかったら面白いから見て下さい。
ルービニさん曰く・・・以下Bloomberg 引用
「米中は通商協議を再開し、株式市場は主要中央銀行が景気を支えると思われているが、実態は政策金利がすでに過去最低水準で一部がマイナス圏にある中、金融当局がショックに対応できる能力は損なわれているとみている。高水準の債務も重しになるだろうと付け加えた。」
今後を占ううえで貴重な視点だと思いますよ。

動画 https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-07-02/PU09HP6JIJUQ01
出展 Broomberg TV参照

 

 


2-テクニカル分析

2019/7/15
BTCUSDは前々号で指摘した通り、二番天井を付けての反落となった。トランプ発言などもあり、市場では様々な観測が流れているが、相場自体は極めてシンプルな動き。ここで利益を上げられない場合は今一度、テクニカルを学び直すか、発想そのものを変えた方がいいだろう。さて、BTCUSDは中期の目標値をクリアした後の調整相場にある。当然、高値更新までには時間がかかるが、今週は下値確認の相場とみるべきだ。11100$前後の下値トレンドラインを割り込むか、それともラインで反転して新しくできた上値ラインへの反騰相場に入るかという局面。もし週央に10800$前後の下値ラインを割り込むと、10100$前後までの下落が見込める。そして、ここが新たな下値支持ラインとなるだろう。また、週後半に10800$から反発に向かえば2週間ほどかけて新ラインの13000$程度までの戻り相場を形成する見通し。いずれにしても、ここは売り買いとも強気で仕掛けるのではなく、中越し姿勢でいつでも逃げられるような柔軟な行動が必要になる。
一方、USDJPYは市場はFRBの金利引き下げ期待でドルは弱含みとなっているものの、この下げは注意が必要だ。というのも4月高値基準の上値トレンドラインを上抜けての押し目だからだ。今週、続落なら旧上値ラインの107円近辺までの下げはありそうだが、反転した時には新しい上昇トレンド形成の第一歩を踏み出すことになり、108円抜けの動きとなりそうだ。月曜の動きに注目したい。

 

 

 


4-フィリピン株.comセミナーご案内
◆ベルルミエール海外FC事業 説明会
エステサロン ベルルミエールASEAN FC事業説明会
フィリピンとヴェトナムとタイのFCについてのセミナーを実施します
詳細は下記参照ください。
日時:7月27日(土)
時間:時間:13:00開演(12:45開場)・16:00閉演
場所:グッドスタイルカンパニー(東京都千代田区神田小川町3-1-10プラセンスビル7階)
詳細・お申し込みはこちら

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なぜ世界の資産家・投資家が注目するのか?
これからの10年、20年のために知っておきたいフィリピンの実力。
是非セミナーにお越しください!
日時:8月17日(土) 18:30(開場18:15)~21:00
場所:日本橋公会堂  東京都中央区日本橋蛎殻町1-31-1
受講料:10,000円
プログラム(仮):
第一部 フィリピンの基礎知識
第二部 勝つための情報分析 フィリピン株.comを使う

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以上

鈴木
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